【インタビュー】経営者はこうみる!AIでこれからどう変わる?① ~ホワイトカラーの仕事とAI

活用について,経営者の視点

最近では「AI普及で10年後にはなくなる職業」という特集がメディアで何度も組まれるなど、AI活用の可能性について多く議論されています。労働力人口の減少の加速や働き方改革など、経営を取り巻く環境も目まぐるしく動いている中、AIをうまく活用する方法を模索している経営者の方も多いのではないでしょうか。

 

そんな経営者の方に向けて、現場で使えるAI研修やコンサルティングを展開している
株式会社インソース代表取締役 舟橋孝之氏へお話しをうかがいました。内容を複数回に分けてご紹介いたします。第1回目は、「ホワイトカラーの仕事とAI」についてです。

ブルーカラーより、ホワイトカラーが影響を受けやすい

–編集部

本日はよろしくお願いいたします。AIの活用についてお話しをうかがう前に、今後AIが人の働き方へどのように影響を与えるとお考えですか?

–舟橋社長

今まで特にホワイトカラーの人がやってきた仕事でAIに変わる分野って多いと思います。もちろん、研究者が言っているように「単純作業がAIに置き換わる」というのも事実だとしても完全代替にはまだ時間がかかるのではないでしょうか。それより、例えば金融機関でトレーダーの人員が減らされているみたいに、ホワイトカラーの予測するプロセスがとって変わられるということが増えていくでしょう。
普段の人間関係でいうと、例えば学生時代は、クラスに一人くらい物知りな人がいましたよね。こういう人のありがたみって、インターネットの普及でガラッと変わってしまった。ゴシップを知っている人が話題の中心にいる、なんて状況も少なくなりました。つまり、物知り分野の人が技術やネットの発展でちょっと価値を阻害されるなんてことが起きた。それと同じようなことがAIでも起きるんじゃないかな、と。

「高い精度の売上予測」でAIの面白さをリアルタイムで実感

–編集部

ホワイトカラーがAIに置き換わる可能性が高い?

–舟橋社長

そうですね。いわゆる大企業でホワイトカラーの仕事っていうのはどんどんAI化されて、改善されていくのかな、と。具体的には、データ化されたものを扱う人たちの仕事。膨大な処理をしてたった一つの回答を得て、判断するっていう業務が、一気に判断ばかりするような業務に変わっていく。つまり意思決定が速くなったり、企業の業績っていうのがAIを入れることでどんどん良くなるかもしれないですね。

ホワイトカラーがやっていたような事務処理、予測のためのデータ作りや、データの解析、手書きとかエクセルみたいなものはどんどん変わっていくんじゃないかな。うちでもやっていますが、売上予測もそうです。今まで人力でやって、精度も低くて、予測の更新頻度も低かったものが、高い精度でリアルタイムで毎日やります、と。そういう風に変わるでしょうね。

予測としての使い方は、例えば今までだったら期初に人が立てた予測を月単位で修正していたものが、以前の売上を見ながら毎日その日からの一か月後を予想し、変更していく。例えば仕入れロスや、販売ロスは劇的に減りますよね。これがあらゆる産業で起こるというのがAIの面白さをリアルタイムで実感できるところの一つですね。

編集後記

確かに、AIの活用といえばブルーカラーへのインパクトに目が行きがちですが、目先ではホワイトカラーの事務処理分野の方が恩恵を受けられるような気がしますね。大規模な転換を期待しながらも、現実的なところから拾っていく発想は、ほかの分野でも応用できそうです。

インタビューはまだまだ続きますので、これからもお楽しみに!

 

おすすめリンク

AI・機械学習研修

AIマネジメント~AIを活用できないことがリスクな時代に

ビジネスパーソンの一般常識研修 会社の数字と経済、先端技術(AI)から、世の中の動向を学ぶ(2日間)

AI・人工知能を使った業務改善研修(1日間)

【公開講座】Pythonで学ぶ機械学習~回帰分析とディープラーニング(2日間)

to top